「経理」の本分

武田 雄治

中央経済社 ・ 2019年12月

¥2,530 / 6ヶ月間
マーケ・財務
原著を購入

概要

経理部は何のために存在し、何をやっていて、そこでどう働けばいいのか。数多くの現場を見てきた著者が、経営者から「ありがとう」と言われる仕事をするための基本を伝授する。 【目次】 第1章 経理部の本分と存在意義 ―「真の経理部」とは何か 1 経理部の本分とは 2 経理部とは何をする部署なのか 3 経理部の3つの段階の進化のプロセス 4 「情報製造業」と「情報サービス業」の違い 第2章 経理部の仕組み ―経理部の6つの業務 1 経理部の業務の本質は「インプット→スループット→アウトプット」による価値創造価値提供にある 2 企業全体における経理部の価値創造価値提供のプロセス 3 経理部の主たる6つの業務 第3章 経理部の日常業務とは ―日常的に経理部員は何をすべきか 1 インプット業務(仕訳入力)  【インプット業務の原則1】事象と仕訳に同時性があること  【インプット業務の原則2】事象と仕訳が一対一であること  【インプット業務の原則3】仕訳入力はエビデンスベースであること  【インプット業務の原則4】自社の事業内容や事業モデルを理解していること 2 チェック業務(検証統制)  【チェック業務の原則1】全件チェックをすること  【チェック業務の原則2】チェックもエビデンスベースであること  【チェック業務の原則3】第三者によるチェックであること  【チェック業務の原則4】性悪説的なチェックであること  【チェック業務の原則5】チェックする際はアサーションを意識すること 3 管理業務(債権債務管理等)  【管理業務の原則1】明細作成ではなく、実態把握をすること  【管理業務の原則2】経営者やフロントオフィスにフィードバックすること  【管理業務の原則3】取引の実態に合わせて進化させること 4 決算業務から逆算した日常業務の仕組みの作り方 第4章 経理部の決算業務とは ―ディスクロージャーのために経理部員は何をすべきか 1 アウトプット業務(決算監査資料作成)  【アウトプット業務の原則1】第三者が見てわかる資料を作成すること(属人化を排除すること)  【アウトプット業務の原則2】網羅的に作成すること  【アウトプット業務の原則3】有用性のあるものを作成すること  【アウトプット業務の原則4】資料は「縦割り」ではなく「横串」で作ること  【アウトプット業務の原則5】体系的に保管すること(リファレンスナンバーの導入) 2 分析業務(財務分析の実施)  【分析業務の原則1】分析業務の目的を知っておくこと  【分析業務の原則2】分析業務は経理部で実施すること  【分析業務の原則3】分析は「指標算出」ではなく、数値の動きを言葉で説明すること  【分析業務の原則4】性悪説的に見ること  【分析業務の原則5】分析もエビデンスベースであること  【分析業務の原則6】長期のトレンドを追うこと  【分析業務の原則7】リードシートを作成すること  【分析業務の原則8】森を見てから枝を見ること(マクロ的な視点を持つこと)  【分析業務の原則8−2(補足)】幹から根の奥深くまで掘り下げてみること(ミクロ的な視点を持つこと)  【分析業務の原則9】「分析>突合」  【分析業務の原則10】勝手な重要性基準を設けないこと 3 開示業務(開示資料作成)  【開示業務の原則1】最終成果物を理解すること  【開示業務の原則2】ゴールから逆算して考えること  【開示業務の原則3】資料は「縦割り」ではなく「横串」で作ること 第5章 経理部のサポート業務とは ―経営をサポートし、企業価値を高めるために経理部は何をすべきか 1 1stステップ:現状を知る(過去の数値を分析する) 2 2ndステップ:1年後を予測する(未来を読む) 3 3rdステップ:5年後のストーリーを描く(企業価値を高める) (1) 未来を描く視点 (2) 経理部が企業価値を高めるためにやるべきこと A:資金調達 B:キャッシュの循環 C:キャッシュの最適配分 (3) 企業価値を高めるためのストーリーを描く 第6章 自己の価値を向上させる経理部員の心得 ―自分が変われば会社は変わる 1 AIに仕事を奪われないための心得 心得1:AIに仕事が奪われると騒ぎすぎない 心得2:目の前の仕事を極める 心得3:経理部の仕事は金庫番でも仕訳屋でもない 心得4:決算担当者の仕事は、決算を「締める」ことではない 2 「真の経理部」に必要とされる経理部員になるための心得 心得5:現場(フロントオフィス)で何が行われているのかに関心を持て 心得6:自社の製品サービスを使え 心得7:業界のトレンドや消費者の動向に関心を持て 心得8:社会経済の動きに関心を持て 心得9:利害関係者が何を求めているのかを見抜く力を付けよ 心得10:自社のストーリーを描け 心得11:わかりやすく表現するプレゼン力を身に付けよ 3 人の上に立つ者の心得 心得12:経理部のビジョンを示せ 心得13:部門長は部のトップであるだけでなく、他部門との調整弁でもある 心得14:プレイングマネージャーになるな 心得15:属人化は「悪」である 心得16:指示と感謝は具体的に言葉で伝える 4 部下としての心得 心得17:若いうちは仕事を選ばず、何でも吸収せよ 心得18:ビジネスアワー以外の時間の使い方で人生は変わる 心得19:自ら手を挙げて、上司の仕事を奪え 心得20:おかしいと思ったことは上司に直訴せよ 心得21:過去のやり方を踏襲する必要はない 5 仕事の生産性を高めるための心得 心得22:1日2時間集中すれば大抵の仕事は片付く 心得23:自分の価値と労働時間は比例しない 心得24:自分の価値と年収はいずれ収斂する 心得25:隣の芝を見るな、生き急ぐな 心得26:転職独立も考えておけ