データプライバシーの国際政治

須田 祐子

勁草書房 ・ 2021年2月

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概要

【この本の内容】 デジタルデータは「21世紀の石油」とも言われ、いまや膨大なデータが国境を越えて流れている。しかしデータプライバシーに関する規制は国単位で行われているのが実態だ。本書は、個人データの移転をめぐって繰り広げられた政府間交渉を分析し、規制の国際政治を解明するものである。新型コロナ対策とデータプライバシーの相克を論じた補論つき。 【目次】 まえがき 序章 越境データとプライバシーをめぐる「規制の政治」  1 越境データとプライバシー  2 越境データとプライバシーをめぐる「規制の争い」  3 データプライバシーと他の政策目標の衝突  4 本書の構成 第1章 商用データの移転をめぐる米EU摩擦  1 問題の始まり  2 セーフハーバー・アレンジメント  3 セーフハーバーからプライバシーシールドへ  4 プライバシーシールド・フレームワーク  5 一般データ保護規則(GDPR)  6 再度の逆転  7 結び 第2章 航空旅客データの移転をめぐる米EU摩擦  1 問題の始まり  2 第一次PNR協定  3 第二次、第三次PNR協定  4 第四次PNR協定  5 PNR協定をめぐる動向  6 第二世代のPNR協定  7 結び 第3章 金融取引データの移転をめぐる米EU摩擦  1 問題の始まり  2 「書簡の交換」による「違法状態」の解消  3 第一次TFTP協定  4 第二次TFTP協定  5 TFTP協定締結後の動向  6 結び 第4章 FTA/EPAとデータプライバシー  1 FTA/EPAとデータプライバシー  2 TPP協定とデータプライバシー  3 TTIP交渉とデータプライバシー  4 結び 終章 越境データとプライバシーをめぐる「規制の政治」の展開 あとがき 参考文献 索 引