
概要
時代の流れとともに変化するリーダーのあり方――。 アメリカの高校や大学で教員・学部長として働く中、「自分の教育・部下育成の方法では上手くいかない」と感じた著者が、世界的リーダーたちを輩出しているコロンビア大学へ進学。授業を受ける中で出会った「最先端の教育理念」であるStudent-Centerdをリーダー向けに応用し、Person-Centerdとした。本書では、リーダーシップの専門家として活躍する著者が「最先端のリーダー論」に基づき、プロフェッショナルリーダーとしてのあり方を紹介する。 すべてのリーダーが知っておきたい1冊。 【目次(プロフェッショナルリーダーの教科書)】 はじめに Chapter1 リーダーの仕事は「教える」ことではない 1 相手に学ぶという心がなくては何も伝わらない 2 心の学びは”WANT”からしか生まれない 3 パーソンセンタードで学びのサイクルを回す 4 短所ではなく長所に目を向ける 5 部下のより「得意」を見つける 6 環境が人を育てる 7 やる気と環境があれば苦手かどうかは関係ない 8 部下1人ひとりに適した方法を見つける 9 リーダーの最大の仕事は環境をつくること Chapter2 ”Engagement”とは? 1 自主的に動ける部下はエンゲージしている 2 部下の魂を刺激してエンゲージメントを引き出す 3 エンゲージさせたければ感情を動かす 4 エンゲージメントを引き出す2つのカギ 5 エンゲージメントは「自己重要感」で高まる 6 「共感」するとすべてが変わる 7 部下のエンゲージメントを妨げるのもリーダー Chapter3 パーソンセンタード下におけるリーダーの仕事 1 部下がエンゲージできる環境を作る 2 良い結果をしっかり褒める 3 何事も肯定的に対応する 4 明確な目標を一緒に考える 5 自分の言動を尊敬できるものにする 6 演出家に徹する 7 「自分思考」から「相手思考」へ変換させる Chapter4 部下のエンゲージメントを高めるクリティカル・シンキング 1 クリティカル・シンキングが行動の質を高める 2 クリティカル・シンキングには6つのステージがある 3 リーダーはレベルの高いクリティカル・シンカーとなる 4 部下をレベルの高いクリティカル・シンカーにする Chapter5 部下のエンゲージメントを引き出す評価方法 1 部下の成功は評価によって作られる 2 リーダーが行うべき2つの評価 3 教える準備の重要性 4 ユニットプランの作り方と活用方法 5 レッスンプランの作り方と活用方法 6 評価方法や計画書は作って終わりではない Chapter6 プロフェッショナルリーダーのあり方~部下のタイプ別対応法~ 1 リーダーとしてどうあればいいのか 2 部下の「できない」理由を見極める 3 育成やコミュニケーションが上手くいかない時のあり方 4 部下のタイプに合わせて目標設定の仕方を変える おわりに 資料集 参考文献 著者について 箱田賢亮(はこだ・けんすけ) コロンビア大学博士(教育学)。指揮者。 1973 年、神奈川県鎌倉市出身。16 歳の時、グランツバーグ高校に留学。そこで吹奏楽を通して英語と音楽を学ぶ。セイント オラフ大学で学士号(教育学、作曲・音楽論理学)を取得し、音楽学部最高優秀者として卒業。ウィチ タ州立大学院で修士号(指揮科、作曲・音楽論理学)を取得。2000 年、エルズワース高校教師に就任後、人気教師となる。教師を続けながらコロンビア大学博士課程に進学し、教育学の博士号を取得。2003 年、29 歳でカンザスウェスリアン大学に最年少教授として就任。 2004 年、100 人以上の応募者の中からサライナ交響楽団の音楽監督兼常任指揮者として選ばれる。経営、マネジメントにも関わり、15 年間で楽団のコンサート数を2 倍、集客を3 倍、年間予算を5 倍にした。2008 年、同大学で学部長に任命されると、1年で生徒数を7倍に増やした。 2019 年、日本へ帰国後、インサイトラーニング株式会社社長就任。アメリカでの経験をもとにプレゼンテーション、ネゴシエーション、時間管理、英語でのコミュニケーションに関する専門家として、企業人の教育研修に専念。また、コロンビア大学流"Students -Centered"の教育学、リーダーシップの専門家として、経営者から新入社員を対象としたセミナーや講演活動を行う。