
概要
近年、部下(後輩)からの嫌がらせ・いじめ=いわゆる"逆パワハラ"に代表されるような、 「ハラスメント」に悩まされる人が急増し、無視できない労働問題となっている。 パワハラと聞くと、上司(先輩)から部下(後輩)に対してと思われるかもしれないが、 改正労働施策総合推進法(いわゆる「パワハラ防止法」)では、 部下・後輩(個人または集団)から上司・先輩に対する嫌がらせ・いじめも パワハラとなりうると定義されている。 ただ、その対処法についてはまだまだ知られておらず、 被害者である上司・先輩が自殺に追い込まれるケースまで出てきている。 本書では、適切な指導に基づく上司・先輩に対する不当な攻撃(ハラスメント)を 「上司いじめ」と定義。 「企業(組織)に属する個人」が、法的に正しい方法で、 効果的に相手や所属する組織に対するアプローチする術を、 企業法務を専門とする弁護士が幅広い観点から解説。 いくつかの典型的な上司いじめの事例をケーススタディとして、 窮地に陥らないための方法はもちろんのこと、被害にあってしまった場合、 個人あるいは会社は法律的にどのような手段をとり、心身他を守ることができるのかについて、 わかりやすくまとめた1冊。 上司いじめにあった際の相談先と裁判例についても付録として掲載。 【目次】 序章 まず知っておきたい 「上司いじめ」対応の鉄則とは? 1章 上司いじめの代表格「パワハラ」具体的にはどんなことを指す? 2章 「上司いじめ」への適切な対処法がわかる! 労働者・使用者双方の義務と権利 3章 ケース・スタディでわかる!「上司いじめ」の法的根拠と対応法 4章 「上司いじめ」の報告があった際、会社側がすべきこと、できること