
概要
◆内容紹介 「制度はあるが、事業が生まれない」「任せられる人材がいない」と嘆く前に読むべき、次世代リーダー発掘・育成の決定版! 5,000社超の新規事業を支援してきた事業共創カンパニー・Relicが導き出した、イノベーター人材マネジメントの“最適解”。 「社内公募制度やアクセラレータープログラムを導入したのに、人が育たない」 「既存事業のエースを異動させたが、評価への不満を抱えて辞めてしまった」 多くの日本企業が直面するこれらの課題。その根本原因は、制度という「箱」だけが先行し、「人材の設計」が抜け落ちていることにあります。 特に深刻なのは、人事部門と新規事業部門の間に横たわる“死の谷”です。「新規事業人材の定義や育成」というボールが両部門の間で落ち続け、既存事業と同じモノサシ(短期的な売上など)で評価されることで、優秀な挑戦者が静かに潰されています。 本書では、この構造的な停滞を打破し、属人的になりがちなイノベーターの資質を「9つのロール(役割)」と「5段階のレベル」で定義。顧客関係管理(CRM)の発想を人材マネジメントに応用した「IRM(Innovator Relationship Management)」という独自のフレームワークを用いて、再現性のある人材育成の手法を体系化しました。 「青い鳥」を探すように外部からエースを連れてくるのではなく、自社の中に眠る“隠れ資産”を見つけ出し、事業を牽引するリーダーへと育てるための実践的なノウハウ(発掘・育成・評価・配置のすべて)を、現場担当者の視点で余すことなく公開します。 【人事担当者へ】 「育成の投資対効果(ROI)」を可視化し、コスト部門から経営を動かす“戦略パートナー”へ脱皮するための共通言語が手に入ります。 【新規事業担当者へ】 孤独な戦いから抜け出し、社内の「隠れアセット(人材ネットワーク)」を巻き込んで事業を前進させるための武器となります。 ◆本書で得られること イノベーター人材の可視化 属人的な才能に頼らない「9つの専門ロール」と「5段階のスキルレベル」の明確な定義方法。 社内の“隠れ資産”の発掘 外部採用に逃げず、既存社員の中に眠るポテンシャル人材(隠れイノベーター)を見つけ出す具体的なアプローチ。 実践的な育成プログラムの設計 座学研修(1割)に依存せず、実践(7割)と対話(2割)の修羅場を通じて、次世代リーダーの能力を引き上げる「70:20:10の法則」。 挑戦者を潰さない評価制度 既存事業のモノサシを捨て、「行動・スキル・成果」の3軸で正当に評価し、納得感を生む報酬連動の仕組み。 フェーズに合わせた配置とチーム編成 事業フェーズ(探索・検証・立ち上げ・スケール)の変化に合わせ、チームを停滞させない最適な人材ポートフォリオの組み方。 組織の壁を越える「共通言語」 人事部門と新規事業部門が協働し、全社横断でイノベーションを生み出し続ける組織文化(IRMサイクル)の作り方。 ◆目次 プロローグ なぜ、制度をつくっても継続的に事業が生まれないのか 第1章 ①定義:人材の「型」を定義する 第2章 ②計画:人材ポートフォリオを設計する 第3章 ③発掘:社内人材を発掘する 第4章 ④育成:人材を育成する 第5章 ⑤評価:人材を評価する 第6章 ⑥配置:アサインを設計する 第7章 ⑦定義見直し・定着:仕組みを組織に定着させる エピローグ 「人材がいない」は本当か